愛犬が食糞をしてしまう！と、悩んでみえる飼い主さんに伺います。

与えているドックフードの成分を、ご存じでしょうか？
また与えている量は、愛犬にとって適量ですか？

愛犬の体質、体調、運動量、年齢にあったドックフードを、与えていますか？

犬の食糞防止は、ドックフードで出来る？

犬ちゃんの食糞の原因は、様々です。

食糞している愛犬を叱るのではなく、まず飼い主さんが思い返してみましょう。

ドックフードの成分をチェック

ドックフードを選ぶとき、成分が野菜ばかりで肉や魚の少ないドックフードになっていませんか？

人間でも野菜だけでは、肉や魚を食べている時に比べて早くお腹が空きませんか？

同じ量でも、肉や魚の分量の多いドックフードに変更してあげることで満腹感が出ますので、食糞をしなくなる場合があります。

ドックフードを、見直してみましょう。試供品を頂いてみて、試してみるのも良いでしょう。

運動が多い日に食糞をする

食糞をする日は、良く運動をさせた日ではないですか？

人間でも、いつもより運動する時間が長いとご飯の量を調節しませんか？

犬ちゃんは、飼い主さんに与えられた量しか食べられないのです。

また食べ足りない！と思った時に、食糞してしまう可能性もあります。
十分な量を、与えてあげましょう。

かといって、一度に与えすぎると消化が出来ずに下痢をしたり嘔吐したりする場合もありますので、愛犬の様子を見ながら与えてあげましょう。

老化による消化力の低下

誰でも生まれた日から、毎日老化しています。

可愛い愛犬も日に日に年を重ねているのですから、年齢によって体調によって与えるドックフードを見直しましょう。

消化しきれないドックフードを与えると、栄養分が残っているのでエサと勘違いしますし、硬いドックフードよりも柔らかい糞の方が食べやすい！という理由で、食糞してしまう犬ちゃんもいます。

お肉やお魚で取った出汁や、お湯、ヤギミルクなどで、ドックフードをふやかしてあげると食べやすくなり、満腹感も出るので食糞しなくなる犬ちゃんも見えます。

お肉やお魚の御出汁というと手間のかかる物のようですが、細かく切った豚肉やササミ、お刺身の一切れ、二切れをお湯で茹でれば終わりです。

そのまま茹でたお肉やお魚も、ドックフードにトッピングしてあげましょう。

人間と同じく年齢によって食べ物の好みも変わる

若い時には脂ののった肉や魚が好みだった人も、年齢を重ねるとあっさりした肉や魚が好みになったという人の話、聞いたことありませんか？

犬ちゃんも、年齢によって好みや体が受け付ける内容が変化していくようですよ。

年齢や体調に合ったドックフードを、見つけてあげましょう。

食糞をしている所を発見したら、怒る前に対処方法を考えましょう。

愛犬のお口も拭いてあげて下さい。
食糞すると、糞には寄生虫の心配もあります。

愛犬が食糞した後に体調を崩した場合、動物病院で食糞の件も報告し検査してもらいましょう。

愛犬が食糞をしない日が来るまで、飼い主さんは試行錯誤かと思いますが、きっと理由があるはずです。

頑張って、食糞する理由を探してあげて下さい。