愛犬の食糞癖が治ったと喜んでいたのに再発した場合、飼い主さんはご苦労されて治した分だけショックも大きいと思います。
ですが愛犬にも、食糞をしてしまう理由があるかも知れません。

犬の食糞、治ったと思ったら再発！どうして？

ご自分と愛犬の数日間を、振りかえってみましょう。

天気が悪かったり、飼い主さんが忙しかったりで、散歩の時間が減少していませんでしたか？

遊んで欲しそうなとき、かまって欲しそうなとき、十分に相手になってあげていましたか？

悪戯や、粗相をしたとき、過度に叱りませんでしたか？

運動量と食事の量のバランスは、取れていますか？

病気になっている可能性は、ありませんか？

飼い主さんにとっては些細なことでも、愛犬にすれば食糞をしてしまう原因となることもあります。

まずは一度振りかえってみて、心当たりがあれば改善していきましょう。

犬の食糞、再発したらもう一度！

愛犬の食糞が再発したからと言って、叱っても問題解決にはなりません。

以前治った時のことを思い出しながら、もう一度取り組みましょう。

室内でトイレをする躾をされているのであれば、食糞をする前に片づけましょう。

お散歩の時に自分の糞や他のワンちゃんの糞を食糞する癖があるのであれば、飼い主さんが気を付けてお散歩しましょう。

犬の食糞、再発したら病気も疑ってみましょう！

いつも通りの生活の中で、急に食糞をし始めた場合には病気の可能性もあります。

寄生虫に感染している場合や、消化器官系に異常がある場合には消化不良を起こして食糞する場合があります。

一度だけでなく、何度も食糞をするようであれば一度獣医師に相談してみましょう。

病気が原因の場合は、早期発見・早期治療が一番です。

ワンちゃんは自分では病院に行くことは出来ませんので、飼い主さんの判断が重要になります。

犬の食糞、再発したのは老犬ではないですか？

ワンちゃんも、老犬になると認知症になります。

認知症になると、人間と同じように良し悪しの区別がつかなくなります。

徘徊をする場合もありますし、朝と夜が逆転してしまい通常では考えられない行動をとるワンちゃんも見えます。

老犬になってから食糞を再開した場合は、認知症の可能性もあります。

食糞をする以外に、今までと違った行動はとっていませんか？

認知症は、徐々に悪くなっていきます。

軽い症状のときは、認知症に気が付かない飼い主さんも見えるほどです。

我が家も最後は、認知症を発症しました。

食糞はしませんでしたが、目が離せなくなり常に家族が見守りました。

認知症は、治らない病気です。

老犬になり認知症を発症し食糞を再発してしまった場合には、飼い主さんが気を付ける以外には手立てはありません。

飼い主さんには気の毒ですが、最後の日まで頑張ってお世話をしてあげて下さい。